今日は、タイの仏教行事のカオパンサー(入安居)だ。
カオパンサーは、入安居(いりあんご)と呼ばれる、タイでの大きな仏教行事です。
カオパンサーとは、雨季の三ヶ月間、 「すべての草木・稲・野菜などの作物が大きく生長する時期に踏んでしまわないように」
とブッタが唱えたことに基づき、オークパンサーを迎えるまでのおよそ約3ヶ月間、
仏門にあるお坊さんは、自分の寺から一歩も外に出ることなく、
修行に努める期間を指します。
カオパンサーがはじまるのは、毎年雨期が始まる陰暦8月の満月を向かえた次の日、
月が欠けだす第1日目とされています。
ということで、朝方の豪雨でパレードの開催が危ぶまれたが、不思議なことにパレード開始時間には雨があがった。
早めに行って、席を確保したのだが、5分ほど席を離れたら、外国人観光客のお母さんから席をとられそうになった。私の荷物を、そっとどけて自分の荷物を置いているではないか!
「もしもし?そこは私の席ですが!」と声をかけると、さすがに気まずかったのか、苦笑いを浮かべて、自分の荷物をもとに戻した。
私が、20代の喧嘩っ早い、血気盛んな若者だったら、ただじゃ済まなかったわよ!
良かったわね!優しいおばちゃんでっ!と、こころの中でつぶやいた。
ふとハロン湾ツアーの帰りのバスを思い出し、インド人もこんな気分だったのかと少し切なくなった。
怒っても仕方ないので、気持ちを切り替えて、パレードを楽しもう!
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パレード開始をまつ観客 |
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この人は?仏像の首飾り? |
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綺麗どころも参上! |
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たぶん「切り出し」のお手伝いしたは、この山車かしら? |
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ズボン部分の形が切り出したものと極似! |
蜜蝋のみの山車も迫力満点
遠くに緑の山車が見えてきた!
もしかすると、私の大好きなMutita Candle の山車かしら?
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唯一の色つきの山車 |
女性のキャンドルデザイナーが制作しているだけに、他のオーソドックスなスタイルの山車とは、全く違った。
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ドラゴン?も彩色が施され、ひとつひとつに手間がかかっているのが見て取れる |
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女性の表情もや衣装もそれぞれ違い、今にも動きだしそうだ! |
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山車の全体図 |
4月にこの山車を制作したMutita Candle のテートウドムの工房に行ってきたが、まさかキャンドルフェスティバルで見る事ができるなんて夢にも思わなかった。
しかも、制作に関わったスタッフやキャンドルデザイナーのChalidaさんもいるではないか!
気がついたら、山車と彼らを走って追いかけ、
Chalidaさんと一緒に写真を撮ってもらった。
たしか5年程前にタイ旅行した時、スワナプーン空港で見たキャンドルが忘れられず、ずっと心に残っていた。
当時キャンドル作りの勉強をしていたので、どうやって作ったのかとか、色は?香りは?
メーカーは?
そしてまた、
タイにカービング留学で滞在することになって、あの時のキャンドルをお土産に買いたいと何度か検索をかけたら、
そのキャンドルがウボンの「Detudom」というところで作られているということが、偶然に判明し、いてもたってもいられず、3ヶ月前に「Detudom」のショールームに押し掛けてしまった。
そこで作り出されたCandleが、また違う形になって目の前にあると思うと、何だか嬉しいというか不思議だ。
ありがとう・・・Ubon! Detudom! Mutita Candle!
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