2014年10月5日日曜日

LED用ランタン作品のご紹介 (その1)

本日は、LEDを使ったランタンのご紹介です。

以前、彫刻ができるキャンドル「りぼんキャンドル」の素材を使って、直径13cmの大玉キャンドルを作ったことがあります。
それに火を灯すと・・・、陰影がでて、今までみてきたキャンドルとは全く違った雰囲気が楽しめました。
しかし、私の周りのカービングをしている方達から、もったいない!の声!
折角彫ったのに模様が溶けてなくなってしまう姿を想像するだけでも「切なすぎる」→結局、火を灯せない。

ではでは、ランタンにしたらどうか?
ということで5月頃から、あれこれ試作しておりました。
ティーライトキャンドルを入れるタイプとLEDを入れるタイプ。

キャンドルを入れるタイプは、火を灯すので、上部を開けなければなりません。
必然的にお椀型になってしまいます。
もちろん四角や円柱もできますが、基本上部を開ける形です。
火を灯すので、溶けにくい処理を施さなければならず、手間がかかります。
本物の火を灯すので、ゆらぎ効果があり、実際に眺めると癒されます。

LEDを入れるタイプは、開いているほうを下にして、閉じた部分を上にできるので、
カービングの模様の美しさを、存分に楽しめます。
火を入れない時でも、観賞用としても楽しめます。
熱がでないので、制作自体も一手間省けますが、球状にするため均一の搔き出しが難しくなります。
LEDの光はキャンドル独特のゆらぎがでません。

上記のように、一長一短あるのですが、今回はLEDを入れるタイプをご紹介したいとおもいます。

2013年、バンコクのカービングスクールMalisaで知り合った、
兵庫県赤穂市「Atelier Misaki」を主宰されている高見満利加先生に、
りぼんワックスとキャンドルのモニターにご協力いただいたご縁で、
LED用のランタンにカービングして頂きました。

いくつか彫って頂きましたので、ご紹介させていただきます。

LED無しでも淡いブルーの色が綺麗ですね!
サイズは直径13cm、存在感あり!

部屋を暗くして、LEDライトを入れると・・・
まったく印象が変わります。

真上から撮影したランタン

LEDのランタン・・・想像以上の美しさです。
キャンドルも良いけど、溶けてなくならないのも嬉しいです。

カービングされていらっしゃる方は、日中の明るい中での作品を楽しんできましたが、
夜、部屋の明かりを落としてからも、
自分の作品を楽しめるなんて・・・。
ちょっと、いや、めっちゃ嬉しくないですか?
しかも、自分が想像していたものとまったく違った表情を見せてくれるので、
明かりを入れた時の状態を想像しながらの、カービングも楽しめます。
どんな彫りをしたら、どんな陰影がでてくるのか等、厚さを考えたり、色を考えたりしながら、想像の翼が広がりますね〜〜〜!

もちろんプレゼントにも喜ばれそうだし!

「Atelier Misaki」の高見先生のご協力のおかげで、
りぼんワックスの活用の幅が広がりました!ありがとうございます。

他の作品も、後日紹介させていただきますね。


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