クアラルンプール一人旅2日目の朝。
少し早起きしたら、また素晴らしい眺めをみることができた。
東の空が少しづつ明るくなりはじめ、街の灯りも消え始める。そんな光景をしばらく眺めていた。それだけで幸せ気分だ。
よし、今日も一日頑張るぞ〜。
朝食は昨日と同じレストランへ。
え?部屋番号言うと止められた。
食事ついていなかったらしい・・・。
追加料金は部屋代+Wifi使用料のみ、朝食30%オフだった。(泣)
まあ、では外で食べよう。
部屋に戻って身仕度を整え外出の準備をする。
そういえばセーフティボックスが使えないので、
外出時に貴重品を預けようと持っていくと、またもやルームサービスに電話しろと言われ、部屋に戻るように言われた。それからコンセントも合うのをもっていってなかったので注文。
トラブル続き・・・。
セーフティボックスも係の人が、秘密の機会でコードをドアの下に差し込み、解除してくれた。ホテルのあちこちの部屋を順番に回っているらしく、次の部屋を確認していた。
暗証番号を忘れる人だっているはず!
でも、30分近くまたされた気がする。
別のスタッフがレンタルのコンセントも持ってきてくれた。
もう、そんなことでは怒らない!
ここのホテルのエレベーターを待つのに5分以上待ち続け、30Fから1Fごとに小刻みに停止しフロントにたどり着くまで10分から15分ほどかかることなんて、何度もあった。
朝食時は最悪で、海外からのお客さんたちは、
「クレイジー!」と連発する有様だ!
日本のエレベーターシステムの凄さをクアラルンプールのホテルで理解してしまった。
さあ、それはさておき観光に出かけよう!
ペトロナスツインタワーに到着。
奥にあるショッピングモールはこんな感じです。
5Fか4Fにフードコートがあったので、巨大エビとチキン焼き飯を食べてしまいました。
マレーシアの物価は、バンコクに比べると高いという印象。
お料理もタイよりも香辛料系が強い感じです。
でもまたこれが美味しいんだよね〜。
腹ごしらえも終わったし、いよいよ本日のメインイベントのペトロナスタワービューポイントへ・・・。
あれあれ?
どこがチケット売り場かしら?
何度行き来しても見つからない。
あれがそうか?
え〜〜〜〜〜〜〜っつ!
嘘でしょう?
はい!嘘じゃありません。
お休みでございました。8月13日からオープンだって!
激しく落ち込む。よりによって・・・。
しばし呆然。
さらばじゃ!ペトロナスタワー
ここまできたら、そうそうは落ち込んでいられない!
そうだ!KLタワーに行くしかない!
KLタワーの天望デッキ38リンギットを購入するも、屋外天望台は100リンギット。
悩んだ挙げ句、屋外を購入。
危険な場所?ということで誓約書にサインをさせられる。
万が一事故が起きても責任取らないよって奴かな?
高さ50cmくらいの塀?があるだけで、ガラスもないので眺望は抜群だ。
クアラルンプールを一望できる。
ペトロナスタワー重なって見えるのが、こちらの方が高い位置にある。 |
滞在先のホテルの近くの公園。三角屋根のモスクが大きい! |
Masjid Wilayah Persekutuan |
その後は、タクシーで街中へ。
その後の予定もなにも立てていなかったので、とりあえず午後3時から7時まで、タクシーで観光地を回ったらいくらかかるかタクシーの運転手さんに尋ねたら、80リンギットという答え・・・。日本円で2400円くらいだ。
タワーからみたモスクや中華街にも行きたいし、写真も撮ってもらいたいのでお願いすることにした。このタクシーの運転手さんは、見た感じも少し話した感じも悪い印象がなかったので、お願いすることにした。
まずは、
■ ムルデカスクエア(独立広場)
マレーシアがイギリスから独立し、国として建国された際(1957年8月31日深夜)に、イギリスの国旗ユニオン・ジャックが降ろされ、マレーシア国旗が掲揚された場所として有名らしい。
広場周辺の歴史ある建物 |
絵になりますね〜 |
どこかで見たような・・・ 残念ながらギャラリーは見れませんでした。 |
立派な門ですね!奥に見えるのが王宮 |
大きすぎてモスクの全景が撮れない! タクシーの運転手さんから教えて貰ったビューポイントでパシャリ! |
いや〜綺麗! |
モスクを見学する機会は少ないけれど、本当に広くて大きく荘厳な雰囲気でした。 |
この高さが伝わるかしら? |
何文様って言うのでしょうか?あまりの美しさにしばし見とれておりました。 |
クアラルンプール観光の人気スポットらしい。
運転手さんが進めるので、階段を登る前に、入り口付近にある動物園?もどきに入ってしまった。奥にいくとヒンドゥー教の神様達がまつられてる。ちょっと微妙な感じ。
中ではショータイムがあって舞踊も見れる。ここは、パスしても良かったかも・・・
さて、ここからが本番。
272段の階段を登る。高所恐怖症の人は、絶対に下をみては行けない!
ちょっと足がすくむ感じだ。
人に慣れきった野生の猿もいるので、ご用心!
お菓子の入っている袋をみると襲ってくるようだ!
往復の間に何人か強奪されているのを目撃してしまった。
やはり洞窟だけあって、なんか異次元の世界にいるようだ!
自然って本当にすごいなあと、単純に驚いた。
階段が出来る前は、もっと荘厳だったんだろうな〜。
こちらが最奥の本尊? |
ヘトヘト、汗でドロドロになって戻ると、階段の下でドライバーのSUBRAさん(多分?)が待っていてくれた。
暑いのでアイススティックが食べたいというと、奥にあるお店に案内してくれたが、結局アイスクリームしかなかったので、氷が食べたいとわがままをいったら、他のお店に連れて行ってくれた。注文してテーブルで待っていると、彼はコーヒーそして、私の分のかき氷代まで払ってくれた。
何度も、わたしが彼のコーヒーと自分の分は出すからといっても、
OKといって受け取ってくれないので、ここはごちそうになることにした。
(独立広場の売店で飲み物を2本買って、私が観光中で車で待っている時はこれ飲んでねっ!って1本渡していたので、そのお返しなのかしら?とちょっと日本人的発想で考えてみたものの、そんなにしてくれるなんてちょっと感激してしまった。)
市街地で他のタクシーに乗ろうとしたら、5分もかからないような所にいくのに30とか50リンギット(1500円)と吹っかけられ、結局乗らなかったが、
最初から4時間で80リンギットって言われると、それだけで正直な人だと思った。
もちろん相場をきちんと知らなかったので何とも言えないけど・・・。あとでネットで検索したらやはり妥当な金額のようだったので、安心しました。
ちょっと世間ばなししていたら、(多分わたしよりも英語は話せる人だ!)
高校生の息子が二人いて、昔はバスの運転手をしていたらしい。その後観光タクシーのドライバーに転身して、長い事クアラルンプールの観光産業に携わってきたとのこと。
ずいぶんクアラルンプールも変ったらしい。
中国語も少しだけどしゃべれるそうだ!
本当に優しいドライバーさんに案内してもらうことになって良かったわ〜!
😃笑顔がキュート!😃 |
この後、どうするか尋ねられたので、
結構エネルギーを使ったので、そのままホテルに戻るか、食事に行くか迷ったのだけど、チャイナタウンの前を通って帰って欲しいとお願いする。
どこの国にもチャイナタウンは必ずあるんですね!
やはり活気に満ちていました。
写真だけとってそのままタクシーでもどる予定でしたが、車が止められなかったので、ここで時間には30分早かったが、降ろしてもらうことにした。
私:「いくらですか?」
彼:笑顔
私:「80だったよね?」
彼:笑顔で頷く。
料金は、チップも入れて100リンギットを渡す。
彼:笑顔で「Thank you!」
彼がチップを積極的に要求することもなく、お茶代を請求する事もなく、
降り際に値段をつり上げることもなく
最後まで良いドライバーさんで良かった。
彼の暖かい心のこもったサービスに満足したので、お互い気持ち良く
「また機会があれば!」と手をふって別れることができた。
通りは人でいっぱい |
えい?料理の店だろうか?どんな味? |
周りもすっかり暗くなり・・・
どうやってホテルまで帰ろうかと考えてgoogle mapで検索していたら、近くに駅があるのでとりあえずそちらに向かうことにした。
駅の前の階段を登ろうとしていると、後ろから
「コロ!コロ!コロ!」と何やら声をかけられる。
振り返ってみると、そこにお昼KLタワーの屋外展望台で一緒だったパキスタン人のALIさんがいるではないか!
「Rocoだよ!Roco!」
彼も一人参加だったので、お互いにカメラマンになって記念写真を撮ってあげるなど小一時間程度おつきあいいただいた方だった。
現在はビジネスでドバイ在住らしく、ドバイから来たらしいのだが、その日の仕事の予定が変更になって、明日帰ることになったのでタワー見学のあと、ホテルをチェックアウトして今からクアラルンプール国際空港に向かう為駅についたところだったそうだ!
5時間後にばったりまた会うなんて、
すごい偶然!こんなこともあるんだ!
お茶でもと誘われたが、構内にしかなかったのでそのまま握手して別れた。
あ〜!失敗したな。折角なので旅の記念にお茶くらいごちそうになれば良かったわ。
(しかもハンサムだったし)
いかんいかん!カービング修行中の身でございました。(笑)
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