2013年5月19日日曜日

タイ発国際郵便失敗談、彫った石けんの安全な送り方&運び方No.1)

昨日、バンコクから送っていた、石けんやお土産を詰めたエコノミー航空郵便が届いた。
バンコク、トンローの郵便局から送った荷物。

中を開けると・・・
厳重に梱包したはずの石けんの一部が、悲惨なことになっていた。
ご覧のようにケースの中は折れた石けんのクズだらけ・・・


中にはケース自体が破損しているものもあったり・・・

部分的に相当な圧力がかかったのか?
ケースの中では破損がもっとも激しかった。

こちらのケースは、横側が破損。
ケースの破損の多くはフタの横部分に亀裂が入っているものが多かった。

破損状況をまとめてみると、石けんの破損が目立ち、再度作成が必要なものが全体の1/4程あった。教室では木工用ボンドで固定させていたが、
輸送中の衝撃のせいか85%~90%ほどは、ケースと布の接着部分から根こそぎ剥がれ落ちた状態だった。
そういう意味では、破損が全体の1/4の被害で済んだのは、ましだったかもしれない。
ケースの中にラップをクシュクシュに丸めたものを緩衝材としていれていたが、少しは剥がれた石けんを守ってくれたかも・・・。


ただ、剥がれた場合は、このラップでの隙間埋めはあまりオススメできない
何故ならば、一度ぺしゃんこになってしまうと、そのまま固く薄くなったままだからだ。
やはり柔らかいティッシュや細かくきったプチプチのほうが良かったかもしれない。



あと、郵便局で段ボールに入れるとき、いくつか横向きで入れているものがあったので、それも剥がれの原因だと思う。(泣)

まあ、壊れたものは泣いても嘆いても仕方ないので、時間のある時に少しづつ彫るしかないかな!(笑)



こやって並べてみると・・・やっぱり涙・・・(笑)

あと、ラップでケースを数個づつまとめて扱いやすいように包んだのも、ちょっと失敗だった。
どういうわけか、ケースの外側にラップの跡(シールを剥がしたような跡)がついてしまった。
布で拭けば簡単に取れると思っていたが、アルコールを使っても、洗剤で洗っても、シール剥がし液でも、まったく取れない。
いろいろ試してみたが、結局取れなかった!ということで、ラップで梱包する場合、船便や航空便でも時間がかかる場合は、極力止めたほうが良いと思います。
(ちなみに、エカマイのイオンで売っていたラップを使用しましたが、
クレラップとかサランラップだったら、跡のこらないかもしれない。素材にもよるかも?)


というわけで、彫った石けんは、
手荷物で機内持ち込みが安全!
です。

やむなく預けたり、郵便で送る場合は、厳重な梱包を心がけることです。
また、下記のようなボンドを剥がれにくくする工夫も必要かもしれません。

1、ボンドの接着面を広く。ケースの底全面につける。
2、石けんの底面にギザギザを入れてからボンドでつける。

梱包は、ボンドが剥がれた場合を想定して、ケースの中も万全に!
プチプチも現地で手に入れるか、余裕がある人は、下記のようにカットしてセットを日本から持参しても良いかもしれませんね。



石けんの周囲にプチプチをまく

石けんの上にはケースのサイズに合わせてカットしたプチプチを2〜3枚重ねる。

場合によっては、石けんとフタ側のプチプチの間に、ラップを詰める。
(この場合のラップは、フタに直接触れる事がないため、ラップ跡はつかないので安心)


以上、日本からカービングレッスンを受けに行かれる方に、
私のタイからの日本への郵送失敗談が参考になれば良いのですが!

皆さん、気をつけてくださいね〜!


【追記】友人からもっと安全な包み方を教えてもらいました!こちらもお試しあれ。

彫った石けんの安全な送り方&運び方No.2








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