2013年7月15日月曜日

ハノイ3泊4日一人旅(3日目)、Bat Trangバッチャン村での出会い

今日はハノイ一人旅の最終日だ。
が!
日本から持参してWiFiが使えるようになっていたASUSのタブレットフォンが充電できず、起動もできないというトラブル発生!

一番、そのマシーンに活躍して欲しい場面だったのに・・・。
なんてことだ!使えると思って地図も本もなにも持ってきていない。
ホテルの地図はベトナム語の略図で、あまり役にたちそうにない。
本当に困った。どうしよう・・・。

でも、悩んでも解決するわけではないので、
とりあえず最初の予定のバッチャン焼きの村まで行く事にした。
地元のバスに挑戦してみようかとも思っていたが、ホテルからタクシーをよんでもらう事にした。



バッチャン村センター?十数件の店が並んでいる


しょっぱなから、カウンターパンチ!
しょうべん小僧に、犬、小人に鶏、あひるにライオンに豚、
う・うさぎまで・・・
ぎゃ〜!
ノックアウトされてしまいそう!(笑)

心の準備をして挑みましょう!
お出迎えの洗礼
かえるの行列も・・・



この人達は?誰がモデルなのかしら?ちょっと怪しすぎる。

寝そべったおじいさん!杏を食べているみたいだけど。。。
こんな焼き物初めてみたよ〜。
どんなお話なのかな?誰がモデルかな?
知っている人がいたら教えてください。


あれ?お次ぎは・・・
セクシー攻撃だ!
「いや〜ん、そんなに見ないで〜」と恥ずかしがっているかとおもえば、

「はっ? 何?」とでも言われそうな・・・
意外に冷静というか・・・逆に無表情で凝視されると、
ちょっと、怖いんですけど!






町の奥までいったら、小さな路上市場があったが、そろそろ終了の時間。


町歩きの途中で見つけた、雰囲気漂うお店。
アンティークショップなのか?
店の前できょろきょろしていたら、店主らしき男性が現れた。
カメラ使用したら2USDという張り紙があり、Cafeの文字も。
疲れたのでこちらで一休みしよう。



美味しいベトナムコーヒー
といっても、基本になる味がよくわかっていない。
とりあえず濃いので、お砂糖たっぷり
このテーブルの奥に、展示室があったが、結局、何かよくわからなかった。
とにかく不思議な空間だ・・・。
古い民家なので、中にはいると田舎の家にいるように落ち着く。
こちらの店主も、非常に優しかった。
「昼ご飯も食べてよ!バイクでバス停まで送るよ!」みたいなニュアンスだった。
(これは私が勝手にそう思っているだけなんだけど)
皆さんも、興味があれば訪れてみてくださいね!
ここで、持参した電子辞書の「一人歩きのベトナム語」がちょこっと役に立ったかもしれない。(笑)
お茶用のテーブルはこれだけ!言葉は通じないが、優しい笑顔で迎えてくれた。



さて、町歩き再開だ!
こちらは焼き物用の土だ。
工場の入り口にどさっと積んであったが、どこから持ってくるのかしら?



結局、バッチャン村では、欲しいと思っていた陶器とこれぞバッチャンといったものがみつけられず、購入は断念した。

建設中の建物。歪んだりしないのかな?
いやいや、たぶん歪むと思う・・・





バッチャン村を、地図もないままあちこち歩きまわっていたら、
日本人?かなと思う女性とすれ違った。
その後、バス停に向かったら
1台のバスが止まっていたが、無人のままだ。
時刻表も何もなく、近くにはテントの中でご飯を食べている人が数名。

出発する気配すらないので、もう少し散策してみることにした。
すると、また別の場所でその女性が前方から歩いて来たではないか。
バスの事を尋ねたかったので、思い切って
私:「日本の方ですか?」と、声をかけてみた。
女性:「はい!」 
しかし、なんで日本人ってわかってしまうのだろうか?
私:「バスでハノイ市内に戻りたいんですけど・・・何時頃出発するかわかりますか?」
女性;「私もバスなんですよ。いっしょに行きましょう!」

二人でバス停に向かって歩き始めて間もなく、
バスが動きだして道の正面からこちらに向かってきた。
このバスを逃してたまるもんか!
もう頭とは無関係に、バスの運転手に
ハデに手をふり、バスの行く手を防ぐゼスチャー
「バスに乗りま〜す!停まってくれ〜ぇぇぇぇ〜」
もう、おばさんに怖い物はない!

無事、バスに乗る事ができた。

一息つき、
女性とのおしゃべりをしていたら、
下の写真のたぶん20代の男性車掌が、無表情で私ら二人にむけて
怒るように何か言った。
私は彼のベトナム語がよくわからず、何か怒られてるな?ぐらいしか理解できなかった。

「うるさい!迷惑だ!」と言っていたらしい。
10年近く前からベトナムへは何度も足を運んでいる、ベトナム通の彼女が、
「ゔ〜〜〜〜、腹立つ〜〜〜〜」
「そんなこと、あなたから言われたくない」と、怒っていた。
しかも、他の客は私達以外に2人だけ・・・。

彼女も長年ベトナムの通っているが、初めてだったらしい。



確か・・・スマホでゲームか何かしていたような・・・。
そうだ!あなたには言われたくないよ!

彼女は今日の夜、帰国するらしく、特に予定を入れていないとのこと。
バスの終点ロンビエンバスターミナルから近いドンスアン市場を教えてもらい、その近くでランチも一緒にしてくれた。


市場


癖があるので好き嫌いがはっきりわかれるそうだが、私は大丈夫だった。きっと4回目ぐらいからは大好きになるとおもう。
手前がナンプラー系のつけだれ
奥のつけだれが、彼女がオススメの???(名前を忘れた!)
ナンプラーよりももっと癖のある魚醤らしい。タイにも似た魚醤があるとの事。
名前は何かしら?

そうめんをゆでてそのまま固まらせたものを長方形に切ったような物と豆腐の厚揚げ?
魚醤で頂く。

コーヒー豆の店

豆、乾物の店



市場の裏の方にある靴屋
まだ活気があるが。。。
市場の深部にいくと、みんな寝てるし、商売気が恐ろしい程ない!

なぜか?チビ丸子ちゃん
回した右手がデカい!左手が細すぎやろ!
ツッコミを入れても返ってこない一人旅。


日本人女性と夕方、レストランで待ち合わせ。


生春巻き


イカの蜂蜜だれ焼き?

土鍋でご飯。美味しく炊けていた。

2本の竹箸で茶碗へ(しゃもじがわり)
スープを椀の中にいれ、その上からご飯を盛り、おかずをのせて食する。
変った食べ方だ!

ジャガイモに胡椒と香草がはいって美味!

女性といろいろ話していたら、東京在住で職場が私の日本のカービング教室の近くだったと判明した。もしかしたら、どこかですれ違っていたかもしれない。
日本から遠く離れたベトナムのバッチャン村で声をかけ、共通の知り合いも誰もいないのに、ひょんなことから、夕食をおつきあい頂いた。
おそらく、その素敵な女性に出会っていなければ、わびしく屋台料理か、ひとりレストランで好奇の目にさらされていたことだろう。
世界は本当に狭いものだ!とあらためて感じた。

おつきあい頂いき、本当にありがとうございました。

さて、街頭も明るいし、少しだけ夜風に当たって散歩して帰ろう!

そう思ったのがバカだった。湖まですぐと思っていたが、夜なので方向感覚が麻痺している。太陽がでていないので、東西南北の区別がつかない。
あっと言う間に迷子だ!

ま・ま・またか!(泣)
とりあえず、お巡りさんが見えたので、そこまで猛スピードで歩き、
道を尋ねた。
ん〜、やっぱり私の脳内地図がズレていた。

日頃ナビに頼っているので、こんな場面に陥ったら、たちまちアウトだ!
幸いに湖までたどり着く。ここは人が大勢いるので安心だ。
だけど、本当に人がわんさかいて、賑やかだ!

やっとホテル側の湖岸にたどりついた。

かなり歩いたので急に疲れてしまった。
ふと視線を向けたところが悪かった。
シクロのおじさんの目が、私にロックオンされてしまった。
いつもは、ノーサンキューと目をあわさずに通り過ぎるか、首を横に1回ふってやり過ごすのだが・・・
この時ばかりはつい視線を合わせてしてまった。
土地勘できたし。多少高いくらいだったら乗っちゃえ!
内なる誘惑がささやいて、数秒後はシクロに乗っていた。
数年前のベトナム旅行で、あれだけ懲りて二度とシクロには乗らないと固く決めていたはずなのに。乗ってもうた!

数分しか乗っていないのに、ホテルまでは行かず途中でおりて、料金をちょうだい!と言われたので、お金はホテルについてから!というと、しぶしぶ自転車をこぎ始めた!
ん?なんだかスピードだしているみたい!そう思うと、ちょっと怖くなって、20秒もしないうちに、すぐに降ろしてもらった。
ボラれたのは言うまでもない!(泣)

タイでも、ひどすぎるぼったくりにも、まだあっていないし、
怖い目にもあっていなかったので、気が緩んでいたかもしれない。

ホテルには、結局いろいろな人に尋ね歩き、どうにか無事戻ることが出来た。



どこの国にも、優しい人はたくさんいるが、
同時に悪い人もいる。
人を最初から疑うのはどうかと思っていたが、
もっと、注意しなければダメだなと反省。






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