2014年6月6日金曜日

「待ちわびた梅の実・・・」の結末が悲し過ぎる件

最近、梅の話題が多いですね〜〜〜〜!
梅酒をつけてみた!とか・・・、梅干しつけました〜!とか梅ジャムに挑戦!とか・・・

私もこの話題に参戦すべく、数週間前から、裏庭にある二本の梅の木に熱い熱い視線を注いでいたのでありますが・・・。

あれ?梅の実ってまだ結実してないな〜。

まだ時期がはやいのかな〜。

そして、梅の話題で持ち切りのここ数日・・・・。
二本の梅の木には・・・・
わたくしがチェックした限り、ひとつも実がなっていない。

これって・・・なんで?

我が家の裏庭の管理者の母親に、尋ねてみた。

私:「梅の実がひとつもなっとらんばってん・・・どうしてやか????おかしかね〜〜〜?」
母:「梅酒も、干し梅も昔んとがいっぱいあるけん、今年はいらんけん、たたっきったたい!」
私:「はいっ? たたっきった・・・・たい?」「ん?たたっきった・・・・?」
  「た・た・たっきった〜〜〜〜〜ぁ?」(叫び)
母:「いらんけん」
私:「・・・・・・・」
母:「・・・・・・・」

いつの間に「たたっきった」のでしょうか?
※「たたっきった」= つまり剪定したということなのですが、あまりに言葉のインパクトが強すぎて・・・。(笑)

東京生活を15年あまり経て・・・、
九州の生まれ故郷に戻って、
若い頃に気づかなかった「田舎暮らしの良さ」を再認識しつつある私にとって、
身内からこんな言葉を聞くとは〜〜〜〜〜〜〜っ!
しかも、裏庭の小さな畑で、様々な野菜を育て、毎年バラの種類を増やし、季節の花を楽しんでいる、植物に対していつも愛情たっぷりの母親の口からそんな言葉が出るとは。

私は、その会話のあと、2本の梅の木をあらためて見に行きました。
やはりその木には実はひとつもつけていません。
ただただ自分の存在を知らせるかのように、無数の新しい枝を空に向かって伸ばし、葉をいっぱいに茂らせていました。

「来年は待っているからね!」なんだかちょっと切ない気分の反面、
植物のもつ生命力に感心した瞬間でもありました。

本来裏庭で収穫できるはずだった梅達の想いを汲み取り、
今日は近くの農産品店で「青梅」を仕入れ、黒糖梅酒と梅ジャムを作りました!

来年は裏庭の梅で作りたいものです。

黒糖梅酒仕込み完了〜

少し焦げてしまった梅ジャム

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