2014年6月4日水曜日

プラム(サンプル燃焼テストレポートNo.2)

昨晩に引き続き燃焼テストを行いました。

気温がまだ低い時期に、配合試験と色見本の為に制作したキャンドルの在庫が大量にあります。サンプルで配布したものと配合が違うので燃焼時間の検証にはなりません。(泣)

しかし、発色や溶け方の検証はできるということで、早速彫ってみる事にしました。

8等分のデザインで、中央部分のロウが溜まるようなデザインにしてみました。


カービングキャンドル りぼんキャンドルの燃焼テスト

火を灯して、ビックリ!
下写真のような色になりました。
想像していた発色のイメージと全く違いました。
濃いめのピンク、もしくは少し紫がかった綺麗な紅色を想像していたので・・・
渋いといえば渋いのですが・・・(笑)

色の好みは様々なので、最初から灯した時の色のイメージをある程度提示すれば問題はないのかもしれません。

キャンドルとして火を灯すことを前提に考えると、見えた目と火を灯した時のイメージを自分の中できちんと把握していないと、人にもオススメできないなあと改めて感じました。

カービングキャンドル りぼんキャンドルの燃焼テスト 15分経過
色の印象は違いましたが、カービングの陰影がはっきりでています。
左下部分の失敗も目立ってますね・・・(泣)

下の写真は真上からの図。
想像していたより、角張った印象でした。
明るいところでみると(最上部写真)、
もっと柔らかい雰囲気だったのに・・・。

火を灯すと、意外としっかり者だったのね!
このギャップがたまりません!(笑)


カービングキャンドル りぼんキャンドルの燃焼テスト 15分経過

カービングキャンドル りぼんキャンドル燃焼テスト 2時間半経過
点火から2時間半経過。ロウだれはありません。
下の1cmの模様が微かに見え始めたところです。

このように、彫り方で陰影の出方が全く違ってくるので、色の情報もそうなのですが、
どのような彫り方や深さ、染料の濃度、デザインによって、どのような見え方、溶け方をするのか、彫った本人がビックリしているという状況です。
まだ自分の中でデータとして、きちんと整理されていません。

カービングキャンドルの画像を目にする機会は以前にくれべ格段に増えていますが・・・、基本的に飾り用としてのニーズが多いと思われます。
そういう事もあり、実際に火を灯した画像は、まだまだ少ないように感じます。

というわけで、実際に火を灯したカービングキャンドルの画像を少しづつ記録、公開していこうと思っています。

いつかキャンドルに彫ってみたいという人達のヒントになれば嬉しいのですが・・・。


ちなみに下の写真は、私が頭の中で描いていたイメージに近い色です!
えらいな違いですね〜〜〜!
(合成で色相を変えてみました。架空の色です。)



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