2014年4月4日金曜日

巨大鍋の裏事情

カービング用のワックス素材を一度にもっと大量に作って、大きめの作品づくりがしてみたい!
そんな理由で、
大きな寸胴鍋をネットで購入するべく、最近情報収集をしているところでしたが、予算よりも高額で悩んでいました。
中古も探しつつ・・・リサイクルショップなども探しに行きましたが、なかなか手に入りません。
たまたま母にその話をしたら、
大きな鍋が倉庫に眠っているというではありませんか!
20年以上も前に購入して、一度も使っていない新品です。

「あ〜神様ありがとう!」
得意げに鍋を引っ張りだしてきた母から、
母;「なんばすっとね?」
  (訳;「何の目的で使うの?」)
私;「あのロウソクば溶かす鍋にしたいっちゃけど!」
の一言で・・・みるみる間に、母親の眉間のシワが・・・
母;「いやばい!そげんかこつばするためにこうたとやなか!」
  (訳;「嫌よ!そんな目的で使う為に買ったんじゃない!」)
予想はしていたのだが・・・
私;「よかけん!わたしの一生のお願いやけん。あとで倍がえしするけんが!」
  (訳;いいでしょう!私の一生のお願い。あとで倍返しするから!)
母;「いやばい!だいたい大き過ぎて、普通のガスでは溶けきらんとよ!
   溶けるはずなか!」
  (訳;嫌よ!だいたい鍋が大き過ぎて、普通のガス台では溶けない!
   溶けるはずがない!)
まあ、そんな会話が何度も続き、
ついに母から「しょんなかね〜」(しょうがないね〜)の一言を吐かせた。(笑)
そして一夜明け、
母の気が変わらぬうちに、ワックスを山盛り入れて溶かしはじめました。
粘り勝ちだ!

というわけで、今日から配布準備を開始しま〜す!

自宅のガス台で45分間加熱して、やっと溶解。
一応溶けた!よかった〜。

不純物を取り除きます。
ティッシュを網の上にひいて、小さなゴミや不純物を取り除く。

シリコンゴムに8mm〜1cmの厚さになるよう流し入れる。
シリコンゴムを総動員


固まったら、カッターでキューブ状に切断する。


溶かしては切って、溶かしては切ってを繰り返し、
10kgを作成しました〜〜〜〜!
疲れた!カッターに力入れすぎて手が痛い・・・。
でっかい袋に入れて、ひとまず満足!


このキューブを見ながらひとりニコニコ!
またまた妄想が・・・始まる。
こんなん出来るかな?
いろんな人に使ってもらいたいな!とか・・・

やっとスタートラインに向かって準備ってところかな?
どうなることやら!

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