ソンクラーンとはタイにおける旧正月のことで4月13日から15日で祝日になっている。
詳しくはウィキペディアをご覧ください。
タイ在住の人の話によると、ソンクラーンの時期は、タイの日本の企業もお休みで、家族で日本に帰国したり、海外旅行に出かけたりするらしく、国内に残っている日本人は比較的少ないらしい・・・。
別名「水かけ祭り」とも言われ、一番暑いこの季節を少しでも涼しく過ごすという意味合いもあるのかな?
街を歩くだけで、見ず知らずの人から、水を浴びせられるけど、水をかける事自体が「敬意を払っている」とい意味合いらしく、怒ってはいけないそうだ。
そんな時期に来てしまったからには、
楽しむしかしょうがない・・・。
そんなわけで、当初行く予定だった友人からは、フラれてしまったが、
急遽一緒に行ってくれる人が現れた。
さあ、そろそろ待ち合わせの時間だ。
スマホが濡れないように、ジッパーつきのビニール袋、財布もナイロン製、
濡れた時用の着替えに、傘、防水カバー、
最後に中華街で買った、水でっぽう!
準備完了〜〜〜〜!
目的地はバックパッカー集う「カオサン」!!!!(最初からハードルをいきなりあげてしまった。)
異議を唱えられなかったので、予定どうり、トンローの駅から2番の路線バスに乗りこむ。無料だった!これまたラッキ〜
無料なので、冷房なし窓全開!
窓際にすわって風を感じながら、ほっと一息ついたところで、
進行方向の先に、バケツをもったおじさんが目にとまった。
ん?
と思った瞬間、水が飛んでくる。頭をかろうじて伏せたが、
避けきれず、背中側がすでにビショビショ・・・(泣)
手荒なソンクラーンの洗礼を受けてしまった。
凄い!バスの中の人みんな笑っているよぉ〜。
途中、いかにもという高校生か中学生ぐらいの水鉄砲をもった集団と
楽しむモード全開の欧米人が乗り込んできたが、
さすがにバスの中では掛け合うことはなかった。
歩道側から時々忘れたころに、バケツ攻撃があるくらいだ。
ある種の緊張感が漂う中、カオサン近くのバス亭でみんな一斉におりる。
さて、いよいよこれからだ!
露天の屋台のお兄さんやお姉さんたちが、水鉄砲で楽しそうに狙い撃ちしてくる。
意外と気持ちいいかも?不思議とイヤな気分ではない。
まあ、ここに来ているという時点で、
「水を、かけておくれ!」とお願いしているようなものだし(笑)
カオサン通りの両端にはゲートがあり鉄さくがあった。中心部には警官が待機するような場所もあるにはあるのだが・・・。なんだかのんびりした雰囲気。
喉が乾いたので、セブンによる。
もちろんビールでしょう!祭りだし。(勝手に言い訳)
いや〜最高だね〜〜〜。(私の中のおやじがつぶやいた・・・)
残念な事に、私の愛用のiphoneがストレージの容量が超えたとかで、一瞬動画を撮った後から、フリーズしてしまい、写真すらとれない状態になってしまった。
いつものことながら・・・。つめが甘いんだよね・・・(反省)。
かろうじて撮れた水かけシーン・・・ |
カオサン界隈を散歩がてら歩きまわって、ランチを食べる。このような機会がなければ、カオサンの裏通りの奥まったところまでは入って行けない。
二人だから、ちょっと冒険できたかな?
しかも、大通りにでようと脇道を入っていくと、ボクシングジムがあり行き止まりになっている。
戻ろうとすると、10B?だったか払うと、ボクシングジムの中を通り抜けて良いらしい!
スキンヘッドの大男?がちょっとだけにらみをきかせているし・・・。
私(達):「えっ?観光客だけなんじゃないの?お金とっているのって!どうするぅ?』
男 性 :「払ってくださいよ〜」と男が日本語で声をかける。
私(達):「なんで、ここで日本人?」
男 性 :『ここのジムでボクシングやっていたんすよ!」
私(達):「ほ〜、それはすごい! お手伝い?」
男 性 :「昔、いいとこまでいったんすよ!いちおうチャンピオンとか・・・」
「今はタイで生産管理のお仕事で頑張っています!」
私 :「エッ!すごい。だったら写真撮ってもらっちゃおうかな〜!」
「あっ!ゴメンね!そ・そ・そういえば今カメラ故障中で撮れない・・・」
男 性 :「・・・・・・・・」
(タイ人らしき親子連れやらカップルがお金も払わずにその通路をずんずん通り抜けていく。)
それみちゃったら、もちろん、迷わず払わず通り抜けるでしょう。(笑)
(大きな怖いおじさんの事はすっかり忘れていた。)
その優しき日本人男性からは「せこいぞ〜!そこの日本人〜」という声をかけられたが、
彼にとっても、日本女性の逞しさ(おばちゃんの逞しさ?)を知るいい機会だったはずだ。(笑)
路地裏を通り抜けると、カオサン通りは大勢の人が集まってにぎわっていた。
数時間前とは大違いだ!
当初予定していたマッサージどころではない。血気盛んな若者やバックパッカー達の水かけ合戦の中に入って行く、体力も勇気もない。(口で言う程、実は逞しくないのである。)
さて、午前中の可愛い水かけで十分満足したので、カオサンを離れ、プロンポンのワットポーでゆっくりマッサージを受けようということになり、またまた2番の無料バスに乗る。
時々バケツ攻撃があるが、歩道側でないので一安心。
結局ワットポーは、予約していなかったので2時間待ちになるため、そのままトンローに徒歩で向かい、途中でパッションフルーツとパイナップルのスムージで休憩。
トンロー駅ちかくで、「Tandy Health Massage」というお店をのぞいたら、空いていたので、NさんはOil Massage(1時間450B)、私は足マッサージ(1時間250B)を受ける。
いや〜今日も楽しかった。
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